2018年5月1日火曜日

平和賞だって?!

今夜は当直。当番看護師はリバサイシ君で救急室CTを撮ったあとに彼が「先生、ジャガイモはいらないですか」ときた。ジャガイモ?「はい、長島産のジャガイモです」と。ビニール袋に5、6個入れて「小さいですけど」と言う。取れたての長島ジャガイモなんて喜んでもらうに決まっている。それにそんな小さくもない。

長島がジャガイモの名産地というのは私は十分に知っている。なんてたって毎年長島クリニックからたくさんもらっているし、赤土のジャガイモ畑もよく見ている。今年は長島クリニックのバタフジ院長が「今度は自分で畑を借りてたくさん作っている」と聞いていてまたお裾分けしてもらえるかも。ともかくもジャガイモは芋類の王様だ。カールもきっと喜ぶだろう。(と思ったら、翌日見せると『あらまあ、今日ジャガイモを買ったばかりだったわ』だった。うう、タイミング悪いぜー)

朝鮮半島問題でなにやら米朝が歩み寄って非核化を実現するらしいとか。それに伴ってアメリカではトランプ大統領支持者らが「ノーベル!ノーベル!」とトランプにノーベル平和賞をなんて叫んでいるらしい。そして何を血迷ったか、韓国、北朝鮮両首脳にもノーベル平和賞なんて意見も出ているとか。ま、それは冗談と無視しよう。ただ朝鮮半島が本当の意味で非核化され平和が訪れたならトランプの功績になるかも。でも平和賞はないと思う。だってこれは片手で握手していてももう片手は背中に回して斧を握っているような態度でしょ。戦力による脅しの平和でまかり間違えば戦争も辞さないからこそ北は下手に出ているだけなのは誰もが分かっていることだ。それに北が本当に非核化を守るとはとても思えない。「リビアの非核化パターン」をアメリカはまたしたいようだが、それって北が「核をリビアは放棄したから結果政権は崩壊した」との解釈をしていたはずでキム一族の政権継続が絶対なのに受け入れるとは思えない。

そもそもがキム一族独裁政権が一番の癌なんだ。それが変わらなければ非核化も統一も出来っこない。この現代に昔の朝鮮王朝があるような異常事態をいつまでも続けていいはずがない。全世界がこの独裁政権を終了させるにはどうしたらいいかを考え続けいずれ実行せねば。あせって中途半端な平和はごめんだぜ。

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