昨日8/16は京都五山送り火がNHKBSで生中継されていた。18時から3時間の中継で点火前には送り火の由来や点火する市井の人々のドキュメント、そして司会ゲストのトークなどが放送されていた。(↓送り火の配置。ゲストに樹木希林とは(‾□‾;)・・癌を患っている彼女、来年は送り火を見る側か見られる側か・・)
いつもは見ない番組だが、今年は同窓会メールで「同窓生の矢野君がどの時間帯かは分からないが番組に出る」との連絡がありビデオに録っておいた。矢野謙堂住職は相国寺派の教学部長というえらいお坊さんでこのブログにもたびたび登場する。で、見てみると、五山送り火の由来が室町時代の八代将軍足利義政が子の九代将軍義尚の死を嘆き菩提寺である相国寺鐘楼から真正面に見える東山に「大」の字を作らせ送り火としたというものでそれを示唆する文献もあると謙堂住職は語っていた。
なるほど説得力のある説だったが、現在のように継続して行われるようになったのは江戸時代前期ごろからとのことらしい。
番組ではカメラ30台ほどで完全中継と意気込んでいたのだが、いかんせん、この時期に派珍しい大雨で煙ってしまい。肝心の東山の大文字は全く見えなかった。左大文字、鳥居形はよく見えたけど・・。NHKも視聴者も残念だったろう。私も実際に見たことはないのでお盆の時期に京都に行くことがあったら一度でいいから絶対見よう。
そうだ、この番組のことで中学同窓生のシンタカさんからメールが届いた。「こんにちは。16日、BSで五山送り火という番組がありました。その中で、相国寺の教学部長、矢野謙堂という方が送り火の説明をされました。もしかして矢野くん?中学の時は、柔道のイメージしかないので。立派な僧侶になられて。」ハハ、まさにその通り。すぐにメールで3年前に同窓会であった写真を添付して返信してやった。「そうそう、この方でした。クラスが違ってので私のことは覚えていないでしょうけど一度お話を伺いたいものです」だって。矢野君やあんりまー君は私の友人でどちらも柔道部、そして例の武之橋乱闘にも参加していて当然指導補導大目玉を喰らった連中の仲間だったが、今じゃ人を諭すえらいお坊さんに小学校の校長先生だよ。一昨日も書いたように中学高校のちょっとした突っ張り事件くらいでお先真っ暗ってことはない。大人が広い心で見守ってやれば少年は立派に育つものなのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿