こどもが夢中になるもの
10月10日は晴の特異日なんだって。50年前に東京オリンピックの開会式がこの日に選ばれたのもそれがあったからとのことだ。ただ当時5才になったばかりの私にはその記憶はない。その代わり同じくオープンしたばかりの新幹線には関心があって保育園でのお絵かきには新幹線をよく描いていた。まさに日本が高度成長期を迎えようとする時期でTVでは初のアニメ番組鉄腕アトムが始まり主題歌をよく歌っていた。2番の歌詞に「♪七つの威力だー鉄腕アトム~」とあって子ども心に「アトムって7才なんだ」と勘違いし親にそのように言った記憶がある。恥ずかしいがまあ子どものことなんでねー。この翌年ぐらいにウルトラQが始まり初めて見た映画ではゴジラとキングギドラが戦ったりして怪獣ブームが起きた。怪獣図鑑とかあって「これを覚えたら君も怪獣博士だっ」なんて書いてあるもんだから家に来たおばさんに「ぼくは怪獣博士だよ」と自慢したのも今となっては恥ずかしい限り。その時代その時代で流行は変わる。今は昨年から「妖怪ウォッチ」なるものが流行っているとか。今、幼稚園、小学生の子どもらも大人になって私みたいに思い出すことだろう。「そんなことばかりに夢中にならずにお勉強しなさい」って言いたくなるかもしれない。でも子どもの頃は子どもらしい物に夢中になることがあっていいしそれでいい気がする。大人になっても妖怪妖怪って絶対言わないよ、私が小学高学年にもなったころすでに怪獣怪獣って言わなくなっていたしー。
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