2014年9月19日金曜日

診断当たります

今日は朝から外来そして当直だった。診断が当たったというか指示して正解というのが多かった。

26才の若者が腹痛がするというので診察した段階で「あなたは右の尿管結石の疑い濃厚」で諸検査するとずばりで、若者は青天の霹靂に当たったような顔をしていた(全く余談だがこの患者さん、「アタリ」って呼ぶ姓だったヨ)。

ある60代男性はむかむかするというので胃カメラを勧めるとそれを嫌がり他の検査で分かる範囲でいいいんだと横柄な態度だった。かちんと来た。しかしここから15分くらいねばったかな。あなたの症状を診断するにはいかに胃カメラが必要かをこんこんと説明、説得した。まあ意地になっていたかもしれない。根負けして「胃カメラ受けます」って従ってくれた。で、結果は立派な十二指腸潰瘍。ほうらと言いたかったが忙しくて内視鏡室担当のDrに処方まで任せて、どんなお顔をしたかは分からなかった。

上腹部の膨満訴えの80代女性、腹部CTを撮ると肝臓に巨大な嚢胞があった。ふつう肝嚢胞は症状も出ず治療はせず経過観察となる。しかしこの方は直径15cmもの大きな嚢胞で症状の主因とみて間違いない。破裂の怖れもありとなればなんらか治療をすべきと思い近くの病院に紹介状を書いた。10年くらい前か肝嚢胞の外科治療をしているとの発表を聞いたことがあったからだ。高齢なのにずっと気にしていた症状が解決できるかもと喜んで帰っていかれた。

昼前に来た右下腹部痛の中年男性患者は去年同じ症状で大腸憩室炎と思われ腹部CTでほぼ確定し入院させた。ふぅ。いろんな病気でよくやってくるわ。この調子なら当直の夜はどうなることかと思ったら最初軽い交通事故が来た以外は全く呼ばれることはなかった。へー、こんなこともあるんだ。

天鳳はサブアラドDrと今七段昇段を争っている。お互い六段で昇段ポイントの2400までどちらもあと少しというところまで来ている。この間彼の昇段を阻止したので私の方が先んじられるかも。残り180ポイントはトップ2回と2位1回が必要だ。果たしてどうなるかなー。

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