「消化器内視鏡」を専門とするDr.こてるです。
趣味のボウリング、麻雀や病院での出来事、家族の内輪ネタから時事問題まで
日々の徒然を「こてる日記」として、毎日アップしています。
2000年5月から開始し2015年5月分からブログに移転しました。
2023年2月28日火曜日
「その恋、断固お断りします」
2023年2月27日月曜日
リハビリスタッフと練習
彼らは当然ハウスボールにハウスシューズで、チクショウ君なんか最初の投球でボールから指が抜けずにひっくり返りそうだった。大丈夫かいな?石灯籠君はなかなかフォームが良くてボウリングセンスがある。スペアもストライクもちょくちょく出て、マイボウラーになればもっと伸びるだろう。よさこいさんはいかにも女性らしいそろりとした投げ方だが、スパットを見てピンを見ないように投球することを指導するとそこそこコントロールがよくなった。
2023年2月26日日曜日
櫨山さんのお母さんが・・
南日本新聞の死亡広告欄に小さな告知が出ていた。見過ごしそうだったけれど「櫨山(はぜやま)」の名前にオヤ?と思って確かめた。「母 櫨山京子は・・満八十八歳の天寿を・・」の横に長女櫨山裕子とあり自宅が南林寺町だったので確信した。同級生の母親だったのだ。
おもわず「櫨山さんのお母さんかぁ、うわー」と声を上げた。同級生の櫨山裕子さんについては3年前のこてる日記のネタになったことがある。「2020年5月2日 あの女の子が今はTV局プロデューサー」とのタイトルで、同級生が日本テレビのプロデューサーになり活躍しているという内容だったが、最後のあたりに「櫨山さんでいうと、私は彼女のお母さんを小学1年の時にPTAで見た時にとってもきれいで品があって子供心に「うわ、あんなお母さんだったら素敵だ」と思ったものだ。同じく今は京都の高僧になっている矢野謙堂和尚のお母さんも優しくて好きだったな。どちらも生きていれば90才近いお年のはずだ。」とわざわざ書くくらい憧れのお母さんだった。京子というお名前だったのか。いかにもふさわしい名前だ。日記には90歳近いはずと書いたが実際は当時85歳だったか。私が会った小1の頃はまだ31、2歳で若くてきれいなはずだ。今は、私たちも同級生の親たちがどんどんお別れする年齢になった。矢野君の母上も消息は分からないが鬼籍に入られていても不思議ではない。うちのあこネーサ母が93歳でまだ健在なのが驚くほどだもの。
ただねえ、老人施設に入っているあこネーサ母との面会がいまだ許されない(コロナがらみ)ため、今日再度面会出来ないか施設に連絡したが、やっぱりダメということだった。カールとも話したけど、先行き短い親たちにいくら感染防止のためとはいえ、せめてガラス越しでも面会とかさせてくれないものかねえ。預けていると身としては強くは言えないけれど・・。
櫨山さんはずっと40年間東京暮らしだったからお母さんとはそんなにしょっちゅう会っていたとは思われず亡くなる直前は会えたのかな。コロナのせいでそんな親子の交流すら断絶強要されてしまいがちだ。だからうちの病院ではいよいよという時は遠方から来られたお子さんらにはできるだけ面会できるよう計らっている。コロナも近々感染扱いが軽くなるから、今後は面会にあまり神経質にならないよう各医療&介護関係者にはお願いしたいナ。
2023年2月25日土曜日
チッチに「韓ドララブコメお勧め」を教える
昨日夜、チッチからLINEに連絡があったのに気づかす、今朝になっていた。
「ファンタスティック・カップルおもしろかった。次は何がおすすめ?」だと。
へー、チッチが韓ドラを見て、次もまた見たいと言ってくるとはー。「ファンタスティック・カップル(2006)」は、「面白い韓ドラは何?」と聞かれれば、私が常にお勧めするドラマで、この日記で何回も取り上げて来た。それをチッチも知っていたのだろう。それに現在配信ではUーNEXTほかごく一部でしか見られないところ、私がチッチとセージにUーNEXTの視聴アカウントを分けているのも大きかったな。(UーNEXTは契約者以外に3人が自分のアドレスで視聴可能になる。で、もう一人は青雲会病院のマリン看護師だ。)
わずか2日間で全16話を見終わり「途中友達にご飯誘われたけど、続き早く見たくて断った」んだそうだ。そっかー、そりゃそうかも。チーの返信では「確かにまた見たくなると思うなぁー」との後に「マッコリ吐いたり、ゴキブリが平気で出てきたりするところは日本のドラマとの文化の違いを感じた(笑)」だそうで、なるほどそれは「韓ドラあるある」だ。韓ドラを見れば見るほど、日韓の文化、風習の違いが目につくようになる。またドラマの中でマッコリと並んでちょっとしたアイテムになるジャージャー麺を「ジャージャー麺ってあんな見た目なのも初めて知った」とか。
で、次に何を見たらいいのかと聞かれれば、配信で見ることの出来るラブコメタイプの面白いヤツとなる。それでUーNEXTを開いてみた。私が10点満点中8点以上を付けた作品となると・・
まずは「星から来たあなた(2013)」だな。ジャンルはラブコメに入るがこれにファンタジー要素が加わった先駆けのような作品で青雲会病院の韓ドラ好き職員もよく「好きな韓ドラ」作品にあげている。私の点数は9点。最初は10点を付けたくらいでほぼ満点の作品といっていい。ファンタスティック・カップルは当然10点満点で10点を付けたのは162作品視聴した中でたった5作品しかない。10点が付く作品は9点クラスに加え、二度三度繰り返し見ても面白いという作品に限り、「星から」は1回しか見ていないので9点に下げた。
で、この他UーNEXTで見られるおもしろいドラマ(特にラブコメ)となると、この他に「W-君と僕の世界-(2016)」「力の強い女 ト・ボンスン(2017)」の2作品をあげた。どちらも現実世界ではあり得ないシチュエーションのドラマだが面白いのは間違いない。2023年2月24日金曜日
大丸別荘って
源泉かけ流しでもレジオネラ属菌は発生するのかという疑問に、NPO浴衛協九州支部新道欣也支部長は「汚染リスクがあるポイントはいくつかある。最も多いのは源泉の湯をためる貯湯槽。そこが発生源になる可能性が高い」とのことだし、専門家によると、パイプなどに汚れがたまり増殖するケースもあるらしい。旅館の宿泊者専用の浴場では、24時間入浴が可能なこともHPで宣伝していたが、福岡県の条例(連日使用する循環浴槽の場合)では週に1回以上の完全な湯の入れ替えが義務付けられていた。年間だと50回以上は湯の入れ替えが必要だが、大丸別荘では少なくとも2019年以降、休館日のみ。一年に2回しか湯を入れ替えていなかった。
公衆浴場法は調査への虚偽報告に対し「2000円以下の罰金」との罰則を定めていて、福岡県は今回のケースが適用できるか現在確認中だそうだ。2000円ですむならいくらでも払ってもいいが、ダメージは大きいだろう。レジオネラで肺炎を起こすと死ぬことすらある。死人が出なかったのは幸いだった。そしてHPによると「12月末より換水清掃および塩素注入の体制を整え、基準を満たしたうえで大浴場の営業を再開しております」とあり再開しているそうだが信用を失った代償は大きいだろうと思った。でもだよ。ネットで予約状況を調べると今週末は埋まっているのよ。へーーえ。料理なしの温泉利用宿泊だけでも2万から4万はするのにー。いや、参りました。
2023年2月23日木曜日
UFOだぁ!いやミサイルか?謎の発光体とは
「火曜日の夕方晩御飯食べてると兄の友達がUFOが~と叫んできて、戻った兄が興奮してるので、また一緒に行ってみると、謎の光が二つ」と写真を載せていた。撮影場所は違うがMBC報道とほぼ同じ映像だ。「下は海です。↑こんな感じでしたが、周りをヘリコプターが飛んでました」「きっと何かの訓練だったんでしょうけどさすがにびっくりしました」いやー、何も知らなければ「UFOだぁ!」か「北朝鮮のミサイルかー?」などと言いたくなるのも分かる。
2023年2月22日水曜日
プリンター問題っていったい何年ぶり
プリンターの中身もインク周りが乱れていたし、年末の年賀状作成でも調子悪かったので、確かにそろそろ替え時かなとは思った。で、どうにか1枚確定申告用のプリントは出来たのだが、また詰まった。はぁ・・。インクも純正品と互換品が混在して使用だ。まあ、そのせいで故障したわけではないが・・。
それで最新のプリンターはどうなっているかと調べてみた。意外にも昔ほど安くはなかった。これは半導体不足や巣ごもり需要などでやや品不足が起きたかららしい。それにEPSONなどは大容量インクモデルタイプも出したり、Canonだけでなく最近はBrotherも結構存在感を出してきている。でもコピーも出来てそんなに大量印刷はしないからこれまでと同じような機種から選んでみた。で、1年前に出たEPSONのEP-884AWにしてみた。3万1500円ほどだったが、楽天ポイントを使って2万5千円ほどになりさほどの出費ではない。今度も5、6年は持って欲しい。ただ、インクは買いだめしちゃいかんな。なぜかプリンターメーカーはインクの形状を数年ごとに変えてくるんだから。上の写真のインク7本は結局無駄になってしまった。青雲会病院のプリンターも変更になって対応する機種がなくなり、一部はEPSONの大容量の液状タイプになったしで全くもって使いようがない。ものは大切にしないさいと昔からいわれているが余ったインク、カールがメルカリでうまくさばけないかと画策しているようだが、捨てるしかなさそうか・・。
2023年2月21日火曜日
国士実況
2023年2月20日月曜日
「ChatGPT」はまだ使っていないが
私も英語関係のYouTuberのサイトで初めて知り、最初は英語の勉強でにも役立つのかくらいに思っていたが、通常の大学での論文作成やIT関係の仕事もAIと対話することでいろいろなことが出来るようになり、革命的なサービスになり得るようだ。
で、私も使ってみようとサイトにアクセスしたのはいいが、登録の段階でちょっとつまずいてしまった。やり直そうとすると短時間に繰り返しアクセスは拒否されてしまい、すぐには利用出来なかった。まったくー。
日本語版はないのだが、日本語にも対応はしてくれており、ちゃんとアクセスできるようになったらいろいろと試してみたいと思っている。まずは「こてる日記」を私の代わりに書けるかを試してみたい。そんなバカなと思われる人が多いだろうが、自然な言語で返事をだしてくれるというから、ChatGPTが書いた日記とは分からないかも。AIが描いた絵、AIが書いた小説などその芸術性はともかく一見人が作ったものと見分けが付きにくいそうだ。まだ使えてはいないが楽しみだ。いや、長生きはするもんだ。まだまだくたばるわけにはいかないな。
2023年2月19日日曜日
引きこもりなんて怖くない
日曜日、一歩も家から出ずに引きこもり生活をした。昨日のリアル麻雀ではまたしても負けてしまい、これで今年のリアル麻雀は5回とも全敗、トホホの記録だ。ただし最後の半荘をやるまで私はプラスマイナスゼロ、4者ほぼチャラという大接戦でラスを喰らった分が負け分だった。
振り返ってみて、私は自分がなぜに今負けているか、その欠点に気がついたな。一言で言えばデフェンスの下手さだ。例えば2人リーチに対処するのは皆難しいが、それでも少しでも放銃しないように打つ方法はあった。打牌に困って腹出しに打ったところ、私の手を見て「その場合出来メンツの1索2索を落として回る打ち方もあったんじゃないか」と彼に言われてハッとなったね。冷静に考えれば確かに一か八かで打つ必要はなかった。うん、ネットもリアルもやり直しや。それで天鳳は気持ちも改まったか、午後から急に勝ちだし1位2位ばかりだった。
私の三大趣味のボウリングと囲碁はいまだやる気が起きてこない。NHK杯の囲碁は予約録画していたが全く見る気が起きず、ボウリングも時間はたっぷりあったが練習に行く気が起きなかった。そろそろボウリング大会も復活して来たのにね。ただ、Pリーグは習慣でもあり録画を見た。最近は安藤瞳が好調だ。11年前からPリーガーに選ばれ身長155cm程度のちっこい体で一生懸命投げるも、曲がりスピードとも弱く、未だ優勝経験がない。これじゃー実力者が多いPリーグでは活躍しきれないなと思っていた。しかし、ここ1、2年はボールにスピードが出て、なによりコントロールが良くて準決勝、決勝にたいてい進むようになった。準優勝も5回かな。いつ優勝してもおかしくないほど実力が上がっていて、年間トータルポイントでは現在トップに立っている。そして今日の準決勝も小林あゆみ、キム・スルギ相手に一歩も引かず勝負所の9フレ10フレでストライクが続き勝ち上がった。頑張っているんで応援したくなったよ。
録画番組ではバカバカしさの極地「ドッキリGP(グランプリ)」を見た。芸能人相手に驚かし、意地悪、恐怖などあの手この手でドッキリを仕掛けるが、今回一番笑ったのは仕掛けとしてはもっとも単純なゴキブリのおもちゃを大量に上から落とすというもの。子どもの川柳投稿「おめでとう くす玉割ったら 虫だらけ」を実際に再現してみせたもので、引っかかった女性の驚愕する表情がそれだけで可笑しい。特に身長144cmの元アイドル小池美由とかいう女性タレントの「ぎゃーーーっ!」と目ん玉ひん剥いて慌てふためく姿がただそれだけで可笑しく大爆笑だ。↓TVでさすがにおもちゃとはいえゴキブリを見せるのははばかれるようでGGGGというマークで大量ゴキブリを現していた。
見よ、この犯人第一発見者もどきの表情を!今後もこのキャラでドッキリには登場させられそう。夜はこの前日記ネタにしたアメリカラブコメ映画の「なんちゃって家族(2014)」を見た。評論家は酷評したけど全米で大ヒットし、同年日本でも上映されたという。女性主人公がジェニファー・アニストンという女優でなんと冒頭はストリッパーの役だった。下ネタ連発するなど汚れ役にも関わらず、かわいさと中盤に見せる40代とは思えない見事なボディで魅了される。エンディングのNGシーンで子ども役の男女二人がドラマ「フレンズ」の主題歌を歌ってジェニファーを笑わせたが、私も名前だけは知っている有名ドラマ「フレンズ」の主人公だったのね。一番笑ったのは運転出来ない息子もどき役の少年が毒蜘蛛におち〇ちんを刺され慌てて大型トレーラーを運転し突っ走る場面だ。どうにか車は停車したものの、お〇んちんはぷっくらと腫れてしまい・・本当にその腫れた部分を見せるのは日本映画ではあり得ない。文化の違いと思ったわ。2023年2月18日土曜日
カール、雪の北海道に
ちょうど1週間前、カールは幼稚園から高校までの沖縄の幼なじみら4人と北海道は雪まつりなどの旅行に出かけた。昨年10月頃に予約した頃はいわゆる「旅行支援」が12月で終わるとのことで旅費が高くなるだろうと思っていたが、その支援が継続になると発表があって利用しようとした。しかし、だ。支援が続くとあってまた旅行者が増えたせいかホテル代も上がり、結局「支援なしの頃の予約代金の方が安かった」そうだ。行きの飛行機も沖縄ー福岡ー千歳を利用し、そこそこ安い料金で済んだという。「格安のピーチは沖縄千歳間の直行があったんだけど、到着時間が夜になり帰りも朝早いから宿泊代が余分にかかる感じで利用しなかった」など、常にコストパフォーマンスを考えていたようだ。
ホテルも雪まつり会場の近くで時間のロスも少なく、楽しめたそうだ。唯一の失敗は空港から札幌までをバスにしたことで、雪まつりのせいかものすごい渋滞でホテルに着くまでなにかにやで3時間近くかかったという。「そのせいで札幌ビール園に行けなくなった」と少し残念がっていた。で、私にLINEで送って来た画像が↓だ。
「これは何の意味?」と思ったが、大阪で言えば道頓堀のグリコサインみたいなもので札幌ススキノといえばこのニッカのネオンなんだとか。それは知らなかった。カールの友人らも知らなかったそうで「なんでそんなにニッカ撮っているの」と聞いてきたとか。他、札幌テレビ塔や雪まつりの像では恐竜像にプロジェクションマッピングが加わるなど夜の風景が良かったそうだ。そして友人の服に付いた雪の結晶を見ることが出来て感激したとか。鹿児島あたりじゃ氷点下の環境じゃないから肉眼で見るなんてできっこない。他、自分の背丈と同じくらい積もった雪にびっくりしたり、もいわ山ロープウエイで登った藻岩山からの眺めがすごく良かったという。ただ、最初はみんな「雪だー雪だー!」と喜んでいたが、帰りの電車で窓から屋根の近くまで積もった雪を見て「こんなに雪の中で生活してて大変かもねー」との感想で、雪国の人たちが春が待ち遠しいというのもちょっぴり分かると思ったそうだ。
2023年2月17日金曜日
降段人間模様
今日は昼寝も出来たし、午後の仕事も大腸内視鏡1件のみで楽勝だった。滅多にないことだが、昼休みにネット麻雀も出来てトップもとったりした。
そんなわけで夜はいつものように眠くならず、こてる日記も昼には書き上げていたので、天鳳の鳳凰卓での闘牌を熱心にやったのよ。七段で590Pしかないとはいえ、1000Pを越えればまた八段昇段への足がかりになる。サブアラドDrがこの間六段から七段に上がり一時2000P越えで八段が近くなってきたのでこちらも追いかけねばー、だったのだが・・。
がん、がん、がーーーん!
落ちてしまった、六段に。なんということ、5回もラスを喰らってトップは1回もなし。前半は5万点越えで悠々トップも狙える状況もあったがオリればいいものを上がろうとし過ぎ、無理な手を打って2番手に親マン放銃、最後はラスのリーチで下手すりゃ自分がラスもあり得た。後半は東1局で国士無双に打って開始3分で即ドボンラスなどもあり、それ以降もアツくなってラスを繰り返し、全く予想外の六段降段となってもうた。いやはや・・。
昨年3月に七段に降段して10ヶ月以上も維持してきた鳳凰卓をこれで去ることになった。サブアラド七段の「あら、そちらは特上卓?また六段坂を上がって早くこちらにいらっしゃい」という声が聞こえて来そう。そうそう、スーパーたっつん(たつやましたDr)五段は残り10Pになって四段に落ちそうだったのに五段をこらえていた。ねばるなぁ。こっちはいつ降段するかって最初は高みの見物だったのに、まさか同じ土俵(特上卓)になるとは・・。上の成績記録にあるように翌日以降彼はトップ取りまくり一気に降段危機を脱した。はあ、なぜ今年になって麻雀が不調なのか自分でははっきりと分析出来ていない。どこかに原因があるはずなのだが・・。いつまでも今年運気が最悪という「銀のカメレオン座」のせいには出来ないぜっ。2023年2月16日木曜日
理事長「国防について」語る
うちの可愛いんだ理事長が今月の鹿児島県医師会報に珍しく寄稿をしていた。タイトルは「国防について」だ。当然一読し、こてる日記ネタにしようかと思っていたが、はたしてそれを取り上げていいものか躊躇していた。いや、その内容についてではない。医師会報が医療関係者向けの雑誌であり、このブログに取り上げるのはもしかすると著者である理事長が嫌がるかもと慮(おもんぱか)ってのことだった。しかし今日の院内電子メールで「青雲会病院のホームページに理事長の寄稿した文章が掲載されました」とあり、ぜひ皆さんも読んでとのことだ、世間に向けて公表しているわけだから、私が取り上げても何ら問題ないわ。(これまでずっと「こてる日記」では「可愛いんだ理事長」と記してきたが本名は↓のとおりである)
国防について社会医療法人青雲会
理事長 川井田浩
2022年2月のロシアのウクライナ侵略や、中国の台湾への威嚇、東シナ海における過激な行動、南シナ海でのベトナム、フィリピンとの紛争など、ロシアの侵略や中国による周辺国への衝突事案が頻発している。国会では自衛権の行使や集団的自衛権について戦争に子や孫を狩り出すのかとか、自分の国を自分で守らないで誰が守るのかといった国防の議論が国論を二分してかまびすしい。北朝鮮は弾道ミサイルを連続して打ち上げ、韓国も歴史認識で日本を攻撃しているが、過去の世界の歴史を紐解いて、我が国の在り方を考察してみたいと思う。
加来彰俊著「プラトンの弁明」によれば、古代ギリシャでは戦争に負ければ成年男子は皆殺しにされ、女、子供は奴隷にされ他国に連れて行かれるのがきびしい現実であったという。それゆえ、自由とはまずなによりも祖国の独立、自分の住んでいる国の存立なくしては考えられないわけである。
ソクラテスは人生とはただ生きるだけではなく、いかによく生きるかであると述べているが、ただ生きるだけが問題になる状況(戦争、隷属、飢餓)では人生そのものがふっとんでしまう事になる。
貿易紛争が起因となり、三度のポエニ戦争のあげく、ハンニバルの敗戦により第三次ポエニ戦争で国家が消滅した。現代において中国共産党によるチベットやウイグルにおける民族浄化策等は国防の必要性をいやと言う程痛感させる事例ではなかろうか。反日教育による中国国民の我が国に対する嫌悪感は、太平洋戦争と無関係な我々の世代に対しても異常なまでにかきたてられている様だが、一朝事あらば貿易立国日本が、中国が民主化されないかぎり、カルタゴの道をたどらないとは言いきれない。
プラトンは民主制が善と定めているものは自由であり、言論の自由を含めて誰でもしたいと思う事をする事が出来るし、自由に好きな様に暮らしをたてて良いとし、アリストテレスも人が自分の好きな様に生きることが自由であると規定している。しかし、田中美知太郎は「自由の自己矛盾」として、自由の無制限な追及は、自由そのものの否定になる事を明らかにしている。
その要諦は、仮に一つの自由な社会があるとし、その社会ではあらゆる自由が許されるとすると、自由な社会そのものを否定する自由も含まれていることになる。
その結果、自由そのものを否定する言論、思想、行動の一切が許される事になり、自由な社会が否定され、自由はなくなるというわけである。プラトンは過度な自由は過度な専制を生むという。従って真の自由とは法治ないしは遵法のことであると加来彰俊は述べているが、理解出来る考え方である。従って、この自由な民主主義の日本においてこの国を維持する事が経済優先だけで良いのだろうか。日本をとりまく周辺国の状況を考えるならば、憲法9条が定めている国権の発動たる戦争と武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない。国の交戦権はこれを認めない。という事は無防備でしかも相手の攻撃に対しても戦わないという事であれば、容易に日本国は占領され、殺戮され、残された国民も収容所送りとなり、洗脳教育を受けるはめにならないのだろうか。これからは法の解釈を都合よく捻じ曲げるのではなく、法治国家として、堂々と憲法を改正して、国防をタブーとせず国是とすべきではなかろうか。
国防にあたる人々をおとしめる事なく、処遇を含めて感謝の念を表すべき時が来ていると考えるが、いかがであろうか。
2023年2月15日水曜日
オードリー・ヘップバーン「この1本」は?
2023年2月14日火曜日
「ホイチョイ的映画生活この1本」
2023年2月13日月曜日
死んでも病院には行かないっていう人は・・
月曜午前の救急ピッチ当番は泌尿器科の合い言葉Drだ。その彼から「救急患者を引き継いで欲しい」と依頼があった。どんな患者さんなのかと聞けばこれがまたちょっとひどい状況の人だった。高齢男性で自宅では意識もあったようだが、救急車に収容直後に心肺停止状態になり病院到着後気管挿管から人工呼吸、もちろん心臓マッサージをしてどうにか心臓は動くようになった。なぜに心肺停止になったかはすぐに原因は分からないが、見た目黄疸がひどく採血すると、総ビリルビンが25前後まで上昇していた。腹部CTでどうも総胆管下部に何か怪しい影があるとのことで私に連絡が入ったというわけだ。
話を聞いただけで下部胆管か十二指腸乳頭に癌があっての沙汰と推測が付く。患者さんを見てみたらまずは黄疸のひどさに目が行った。これは採血をしなくても重症黄疸とわかるほど。奥さんに尋ねると先月からそうだったとか。バイタルが落ち着いていれば内視鏡で減黄処置も出来るしそうして上げたいが、いかんせん血圧も低く、人工呼吸の状態では無理だろう。処置中に心臓が止まりそうだ。「もう少し状態が落ち着けばすぐにでも黄疸を改善して上げたいが」と説明し、まずは入院してもらいましょうと指示を出した。で、他院に掛かっていたようで奥さんに詳しく聞いてみた。すると、1月31日の採血データを見せてくれた。驚いた。その時すでに総ビリルビンが26もあるじゃないか。「これは・・」すぐに消化器内科受診を勧められなかったかと尋ねると、そこの担当医は「このあたりでは青雲会病院に行った方がいい」とは言ってくれたようだ。だが、本人が病院には行きたがらず2週間近くも放置してしまったんだそうだ。ううむ、もう少し強く勧めるか、情報提供書でも書いてくれれば奥さんも嫌がる夫を連れてこようとしたかもしれない。その頃ならこんなになる前に減黄処置が出来たはずなのに・・。で、「この1日2日で亡くなる可能性が高い」と話し、兄弟や親戚にもすぐに連絡してあげなさいと伝えた。
黄疸を放置すると様々な臓器障害を起こす。その指数であるビリルビンは正常値が1前後でそれが20以上というのは極めて高い数値だ。それを2週間も放置していたら肝障害だけでなく細菌感染、脳の障害などで命に関わるのは必定だ。採血を見た担当医も専門外のせいか「命に関わる」という言葉を発せられなかったのかもしれない・・。結局、日付が変わった直後にこの患者さんは亡くなってしまった。
病院に行きたがらない人ってのは結局重症化して運ばれるケースが多い。だから「あなたまた来たの。この前も検査して大丈夫だって言ったでしょ」などとうるさがられる患者さんの方が、病院にとっても本人にとっても結局はいいことが多い。「死んでも病院には行かないっていう人」は、結局、死ぬ前に病院に運ばれてしまい、結局助けられずに亡くなってしまうことがよくある。頑固さは時に命取りになる。前にも書いたが、イギリスのことわざ「頑固な人は頑固な病気に罹る」は金言だわ。
夜、見せたまえDrからLINEがあった。「おかげさまでおふくろは持ち直し今は安定しております。じゃっで麻雀早よすっど。よろしく!」だって。はあ?危篤じゃなかったんかい。本当の危篤ってのは今日の患者さんのようなを言うのよ・・だろ?
2023年2月12日日曜日
気球のトンデモ言い訳
最近、ネットなどでニュースを眺めていると、話題なのは日本はルフィー、アメリカは気球、ヨーロッパはトルコ大地震か。気球については中国の言い分がおかしいねえ。最初は「民間のだから」なんてお茶を濁そうとしたけど、アメリカはそんなおかしな言い訳(中国企業って何らかの国の関与があるのは当たり前)は当然無視して、撃墜しちゃったら、今度は、出ました「アメリカだって気球飛ばしてるもん」の「お前だってぇー攻撃」。これは韓国もよくやるよな。かつての儒教国家の性質なのかもしらん。あの自衛隊哨戒機へのレーダー照射事件での韓国側の「お前(自衛隊機)が威圧してきたやろ」発言は今でも許せない。なんとか言いつくろってその場しのぎをする態度は中韓共通のようだ。アメリカがその民間企業とやらの名称を尋ねても中国側は答えられなかった。だって国か軍がやっているんだもん、当然だ。
当然、アメリカは正式に「中国領空を侵すアメリカの飛行物体はない」と否定した。中国にダマされてはいけない。あれは世間(世界)相手に「どっちもどっち」と思わせるためだけの印象操作だ。1万メートルほどにある気球って偏西風に乗って動くよね。世界地図を見てみよう、中国からアメリカへは偏西風に乗せるのはわかるが、アメリカから中国に行かせるのは大西洋、ヨーロッパ、中東を通って行かせる必要がある。ちょっと無理じゃない?そんなことをしなくても衛星などで偵察は出来ているだろうよ。
撃墜された気球を分析したら、気球には複数のアンテナや、センサーを動かすために必要な電力を供給するためのソーラーパネルが搭載されていたことが確認され、アンテナは「通信傍受や位置の特定が可能とみられる」とのことだ。米政府は2月9日、議員に対する非公開の説明で、今回の気球が収集した情報について、「中国は気球の存在を知られた時点で通信を停止したようだ」と説明したという。2023年2月11日土曜日
アンベ君を調子に乗らせたのは・・
前日、見せたまえDrから連絡があった。
「誠に申し訳ない🙏🏻おふくろが危篤じゃ😭 あしたはキャンセルでお願い申す。また連絡する」と。これは仕方ない。実は今日、見せたまえの院長室でいつものリアル麻雀を予定していたのだった。
となると、麻雀は中止か、他の面子を探して別の場所でやるか。サブアラドDrとたつやましたDrに連絡し、「一応、誰かいれば(麻雀)しよう」とのことで、腹出しDrに連絡するもさすがに都合付かず、ならばとアンベMRに連絡するとあっさりOKだった。たまたま今度の土曜は空いていたらしい。
で、騎射場は「雀遊」で昼過ぎから打つことになった。サブアラドDrは学生時代を鹿児島で過ごしていないためこの雀荘は初めてでやや雑然とした内装に驚いたらしい。私は40年以上前から、たつやましたDrは約20年前から騎射場の学生相手の古株雀荘として打っているので多少の乱雑さは気にならなかったがねー。
アンベMRとたつやましたDrは去年一度対戦している。その時は当時絶不調の見せたまえDrが一人負けで、アンベ、私がプラス、たつやましたDrはチャラだった。サブアラドDrを交えての対戦は初めての組み合わせで、どうなることか。
序盤はアンベ、私がプラスで一見好調かと思えたが、場替え(半荘2回ごとに席替えをする)してからはサブアラドとたつやました両者が好調になった。特にたつやましたDrは7万点越えの大トップを取るなど一時は一人勝ちの様相もあったのだが・・。深夜にまで闘牌は及び、いつもよりプラス2半荘追加することになったその頃、たつやましたDrは3連続でドボンラスを喰らい、その代わりにアンベMRが3連続トップと絶好調になった。終わってみればアンベ一人勝ちで私とサブアラドDrは負けを最小限に抑えるだけで精一杯だった。
たつやましたDrは「アンベさんが親の時、私は東と5万のシャンポン待ちで赤5索を切れば聴牌したのを欲張って東を切り、赤5索を利用して欲張った聴牌を目指したところ、その結果アンベさんが親で上がった。その時の切り牌が東だった。悔しいし反省すべき打牌でした」と振り返っていた。そうか、それはおそらく彼のミスだな。誰かが大勝ちしている時はそういったミスがあるもんなんだ。私も対アンベ君に対し、ちょっとした判断ミスで自分の上がりになるところを彼の上がりにさせてしまうという似たようなミスをしている。↓アンベMR。絶好調の後半、ビールを飲むのも旨い。
いやしかしー。アンベ君がOKしてくれなければ今日の麻雀は出来なかった。そのご褒美だったんだ。アンベ君、去年は出だしでは勝ったがその後負けてトータルではマイナスだった。今日は勝ってもまだまだ油断ならんよーだ。私は今年3回のリアル麻雀、全部負けている。今年一番運気がない「銀のカメレオン座」だから仕方ないのかもしれないがー。帰りは私がサブアラド、アンベ両氏を自宅まで車で送った。駐車場代はアンベ君が払ってくれました。ハイ、ありがとうございますです。くーっ。
2023年2月10日金曜日
少子化問題は〇〇問題
エッセイストの酒井順子さんが少子化についてエッセイを新聞に投稿していた。
今から23年前、『少子』という本を書いたことがあります。当時、独身・子ナシの30代だった私が、「なぜ自分は子どもを産まないのか」について考えてみたのです。 少子化は、当時から大きな問題となっていました。1970年代の第2次ベビーブームが終わると出生率は減少に転じ、『少子』を出した2000年時点では、おおむね「下がり続けて25年」という状況。私はその本の中で、少子化対策が現状のままであれば、出生率はこの先も「増えるわけがない」と書いていますが、気づけばその予測はまあまあ当たり、少子化は既に50年も続く問題となっているのです。
そんな今、首相が「異次元の少子化対策」を打ち出したことで、私は期待を膨らませたことでした。が、その柱となるのが(1)児童手当などの経済的支援の強化(2)学童保育などのサービス拡充(3)働き方改革の推進―というニュースを見て、「?」という気分に。
もちろん、いずれも今の日本には必要な施策です。私は『少子』の中で、子を持たない理由の一つとして「うらやましくないから」ということを挙げたのですが、それは、働きながら子育てをする女性達がいつも疲れ切っており、かつ夫との仲もギスギスしているのを見て、「私にはとても無理。もっと『子どもを持つって、いいことだなぁ』とうらやましがらせてほしいのに」と思っていたから。(1)(2)(3)のような対策が充実することによって、子を持つ人の輝きは増すに違いありません。
しかし、「これは『異次元』なのか?」という疑問は付きまといます。「異次元」という言葉を最初に聞いた時、私は「ようやく結婚制度が変わるのかも」と思ったものでした。
日本では、「子どもは、結婚してからつくるべし」という意識が強く存在するため、「子どもがほしい」と思っても、その前に結婚という高いハードルが立ちはだかります。私の周囲でも、「子どもはほしかったけれど、結婚までたどり着かなかった」と無子人生を歩む人がどれほどいることか。
日本では今、婚姻数、婚姻率ともに、低下傾向が続いています。「婚活」という言葉もあるように、結婚は自然に生きていればできるものではなくなり、必死に「活動」しなくてはできないものとなったのです。
これだけ少子化が深刻となった今、そしてこれだけ結婚難の今、それでも「子どもは、結婚してからつくるべし」という姿勢を固持する理由が理解できない私。それならば、ボトルネックとなっている「結婚」という制度を、もう少しゆるくすればいいのに、と思えてなりません。
フランスには、同性であれ異性であれ、同居のカップルが法律婚と同様の社会保障を受けることができる「PACS(連帯市民協約)」という制度があります。フランスでもかつては少子化が問題となっていましたが、1999年にこの制度を導入以降、欧州連合(EU)諸国で最も高い出生率まで回復。当然、婚外子の比率も高く、全体の約半分が婚外子となっています。
法律婚でなくとも、カップルも、そこに生まれた子も歓迎されるこの手の制度があれば、日本でももっと子どもを持つ人は増えることでしょう。日本は、婚外子というといまだに特殊な見方をされる国であり、と言うよりも、いまだに夫婦別姓すら選択できない国。結婚を求めない若者が増えているという事実は、結婚というハードルが高すぎることを示してはいまいか。
多様性が大切だとさんざん言われる現在ですが、子どもの持ち方の多様性という視点が、日本ではすっぽりと欠けています。たとえば、法律婚をしていない大坂なおみさんは堂々と妊娠の発表をしましたが、もしも彼女が日本に住んでいたら、産むという選択を避けた可能性もあったのではないでしょうか。
両親が法律婚をしていようといまいと、両親の名字が同じであろうと違っていようと、親が1人だろうと2人だろうと、全ての子どもを歓迎します…という世になれば、日本も異次元に到達した、ということになるのかも。それくらいの次元を追い求めない限り、今後もさらに日本の少子化は続く気がしてなりません。